私の姉は、骨肉腫でわずか18歳で、この世を去った。良性腫瘍という事で、手術、1年もたたないうちに再発して、その時点で手術は99%助かる見込みがないと言われ、化学療法と放射線療法で治療を試みるも、早いスピードでがんは進みかえらぬ人となった。いまから30数年前の事である。先日骨肉腫の情報をインターネットで読み、医学の進歩に驚いた。
かつて、悪性骨肉腫の生存率は約1割以下という極めて悪いものだったそうである。姉の時代もこの時代にあたると思われる。
しかし近年は抗がん剤治療の進歩で生存率が約70%以上に改善したというのである。これほどの成果をあげたがん治療は、ほかに例を見ないらしい。
今では治療法も変わり、手足を切断する治療も少なくなり、他の治療法で患者の以上90%が手足を残せるようになったというのだ。
まず、抗がん剤治療--手術--再び抗がん剤治療が、基本。手術しやすい大きさに骨肉腫を小さくするため、複数の抗がん剤を組み合わせて数ヶ月間の抗がん剤治療を行い、その後、手術で病巣と周辺組織を切り取る。術後はさらに数ヶ月間、抗がん剤を投与して取りきれなかったがん細胞を殺し、再発を予防する。これが、生存率がぐっと上がるようになった理由である。
手術後は骨や人工関節をつかって、骨の再建術を行う。
放射線治療は、手足の骨ではなく骨盤や脊椎にできる悪性骨肉腫は手術が難しいため、ピンポイントで治療ができる重粒子線をつかった先進医療が成果をあげているそうである。
最新の情報と治療を知る事は、とても重要である。でないと誤った方向へ行ってしまう事も考えられる。もし自分が最愛の人が病気になったら、出来る限りの正しい情報を得、治療に望みたいものだ。
骨肉腫の治療はがん治療と向き合う人の情報サイトを参考にしてください。